高川山 | |
高川山 975.7m |
山行日 | 2012年7月15日(日) |
ルート | 初狩駅→登山口→男坂→高川山→中谷→田野倉駅 |
コースタイム | 0735 初狩駅 → 0800 登山口 → 0817/30 男坂女坂分岐 → 男坂 → 0850 合流 → 0902/30 高川山 → 0934 大月駅分岐 → 0952 禾生駅分岐 → 1020 下山 → 1032 中谷 → 1050 田野倉駅 |
天候 | 晴れ時々曇り |
春先の吾妻耶山に登ってから、いつの間にか梅雨明けとなっています。間が開いてしまうとどうしても億劫になって、だらだらと過ごす事となってしまいますが、少しでも体を動かそうと、なまった体に鞭打って出発しました。ガイドブックを見ながら決めたのは、以前一度歩いたことのある高川山で、気軽なコースです。 久しぶりの初狩駅で降りて、右手から線路を潜り、民家やお寺の間を道標に導かれて進んでいくと、やがて舗装路は山の中へと入って行く。その出来事が起こったのは、駅から僅か10分前後のこと、舗装路が山中に入り緩やかに山腹を登り始めた時のことだ。頭上の藪の中で、ガサガサという音と動物の荒い息遣いの音を聞いて、大きな犬がいるのかなと思った。舗装路は山腹を緩やかに登り、その先でカーブして折り返してこちらの方に戻ってくるので、上の道を歩いていた犬が藪にでも入ったのだろうと。ガサガサという音と、ハッハッという息遣いの音を通り越してしばらく進んだ頃、背後の舗装路にそれは唸り声と共に猛然とこちらに驀進して来た。黒くて丸い体、喩えは変だがオヤジの高いびきのような咆哮。まさしく熊がこちらに突進してきているのである。 田野倉駅からの富士急は、トーマスランド号の電車がやってきました。短い時間でしたが、ちょっと楽しい車内でした。しかし、今日はちょっと大変な経験でした。それも山中のことではなく、登山口へのアプローチでのことでした。10分ほど遅れて同じコースを歩いて来た彼女たちは影も形も見ていないので、まさにその時間にいたというだけのことでしょう。今後も絶対に会うことは無いとは言えませんが、かといって鈴は喧しいのでつけたくないのです。 本文中の写真 |
参考図書・地図 富士の見える山ベストコース(山と渓谷社2004年3月第2刷) 25000図 大月 都留 50000図 都留 |
明るい高川山山頂 |
その他のコース 禾生駅、田野倉駅、大月駅からのコースがあります。 山中にいくつか分岐があり、禾生駅、田野倉駅からは、松葉コース、中谷入コース(本文下山コース)、古宿コース、シラノサワコースの4ルートとなっています。 初狩駅からも沢コース等複数あるようです。 |