梶ヶ森

 

 梶ヶ森 1399.6m
 山域:四国山地

記録
 山行日1996年09月16日(月)
 ルート車でNTT中継所まで(山頂直下)
 コースタイム山頂直下より即
 天候

9月15日〜16日に高知に久々に帰っていたんですが、せっかくレンタカーを借りていたので、ちょっと山に出かけました。といっても歩いた訳ではありません。もともと装備もなにも無かったので、車だけで行ける所へ行ってみたということです。

9月はどこへも出かけてない。親類の用事で1人で高知に帰ってきたが、16日の午前中はたまたま予定がない。ということは午前中だけで登れる山に一登りしてみようか、と前日思い立った。しかし山装備は情けないほど何もなく、せいぜい歩いても本当のハイキングコースしかだめだ。ということで四国百山をチラチラ眺めていたが、近いところでは国見山があった。でも山の装備がないと厳しそう....といううちに眠りにつく。
16日は朝から雨。こうなれば梶ヶ森しかない....ということで高知道を大豊インターで降り豊永に向かう。豊永の踏切を渡ったところのスーパーで弁当を買う。梶ヶ森登山口にあって、丁度重宝な店だ。巻物の寿司の弁当を置いてある。コレコレ....ユズを使った甘酸っぱい巻物は昔から食べ慣れた味だが、今では高知でも田舎の方でないとあまり見かけなくなった。
山道を車で走っていくが、四国の山は例によってかなり山深いところまで人が生活している。平和の塔を過ぎ、高度を上げていくと山荘と立派な駐車場があった。もう頂上は間近だ。
道が緩やかになり頂上部に入っていく。車で簡単に来れるところの割には、山の頂上らしい雰囲気がどんどん強くなってくる。高い木がなくなり、岩が露出し、草原の中を行く。
道はNTTの無線中継所で行きどまる。といってもここから頂上まで歩いて30秒だ。小雨混じりの深い霧の中を頂上に駆け登る。車で来なければ登ったかいがあったなあと思うような山頂だと思う。真ん中に一等三角点がある。ちゃんと、山名標と方位盤も置いてある。ということは天気が良ければ360度の展望が得られたはずだ。雨が強くなり頂上にいられなくなったので車に戻る。
帰りに竜王の滝の入り口のところに車をとめ様子を見る。ここからも山頂に登山道が通じている。行程2km。天気のいい日にここに車を停めて山道を楽しむのもいいなあと思った。

確か、遠足で中学の時に来たと思うのですが、記憶が定かでありません。あの時は汽車で繁藤で降りたような気もするし....ひょっとしたら違う山だったかも....
でも高速も出来て、東京に住んでいる身からすれば高知市は本当に思い立ったらすぐ山に行ける環境だなあと思いました。


参考図書・地図
四国百山(高知新聞社刊)
25000図 東土居
50000図 大栃
 
その他のコース
・JR大田口駅より梶ヶ森
・JR豊永駅より奥の院を経て梶ヶ森