高尾山

 高尾山 599.2m
 山域:高尾

記録
 山行日2014年4月19日(土)
 ルート高尾山口駅〜稲荷山展望台〜高尾山〜薬王院〜高尾山駅〜琵琶滝〜高尾山口駅
 コースタイム0905 高尾山口駅 → 0915 清滝駅 → 稲荷山展望台 → 1045 山頂下 → 1055/1120 高尾山 → 1130 薬王院 → 1400 高尾山駅 → 1420 琵琶滝 → 1445 清滝駅 → 1500 高尾山口駅
 天候曇り

会社の同僚の女性2人に高尾山に連れて行って欲しいと頼まれました。そのくらいは朝飯前という感じだし、山が好きになって山ガールにでもなってくれたら、退職後も山のお付き合いもしてもらえるかもと期待して即OKしましたが、思うに高尾山を登って山が好きになるってありえるだろうか?と半信半疑なのでした。

高尾山まで歩いてきて下ったことはありますが、なぜか登るのは始めてなのでした。清滝駅の横から稲荷山コースは、まずは少し急な登りでスタートします。これは直ぐに歩きやすくゆったりとした山道に変わり、ハイカーが多く行列になっている道をのんびりと行きます。早く行く人や、団体さんにはどんどん先に行ってもらってあくまでものんびりと。新緑の森の中、キツツキが木を叩く音が頭上から聞えました。ゆっくり歩けば、いろんな自然が体感できるのでした。
稲荷山展望台を過ぎると、道はさらに緩やかになりました。早春の尾根歩きは楽しいのですが、ちょっと人が多いです。歩きながら話しかけてきて、全国のSuicaの類を見せつつ、高崎線の駅名を順番に言う人とかいましたが、私一人であれば話しかけて来なかったでしょうから、女性は最強です。山頂手前で急な階段がありました。やっと真剣な登りだと思ってちょっと頑張ってみました。ちょっとした神社の階段と変わらない程度ではあるのですが。
山頂は広くて大勢の人がベンチなどに座って休憩しています。レストランや土産物屋もあり、観光地に出たという感じです。少し休憩したあと、観光モードに転換して薬王院の方へと向って行きました。
薬王院は大変立派なもので、それに関連する土産物なども沢山。境内の花はいまや花盛りでした。一通り見終わって名物のそばをいただきましたが、これも素晴らしい。ハイキングに来たというよりは、遊びに来たという雰囲気です。ケーブルカーの駅まで降りてきて、ここは乗らずに琵琶滝への道に入りました。上級者コースとありますが、普通の登山道です。再び山に戻った感じを僅かな時間楽しみ、琵琶滝を見学したあと、清滝駅へ向いました。清滝駅前ではお囃子のイベントをやっていました。

一日、頑張らないハイキングを楽しみましたが、実は南高尾とか北高尾の尾根にもまだ入ったことが無いので、機会あれば行ってみるつもりです。低く都会に近い山とは言え、一歩入ればいろいろな自然があるはずですので、楽しみでもあります。2人の山ガール候補はどうなったでしょうか?どちらかと言えば観光の部の方が印象に残ったかな?

本文中の写真

  • 山頂手前の階段
  • 薬王院境内の満開のツツジ
  • 琵琶滝

  • 参考図書・地図
    東京付近の山(実業之日本社 1998年初版)
    エアリアマップ 高尾・陣馬(2003年版)
    25000図 
    50000図 

    立派な薬王院の建物
    その他のコース
    山頂周辺及び高尾山駅から山頂の間に沢山の遊歩道がありますので、お好みでいろいろと逍遥できます。
    麓からの代表的は登路としては、
    ・清滝〜表参道〜高尾山駅
    ・蛇滝口〜高尾山駅
    ・日影〜高尾山
    ・清滝〜琵琶滝〜高尾山
    などがあります。