GM:それじゃ、話は神那(かんな)さんの所から始まるわけ。 神那:なぜえっ。 碧羅:何か悪い事したんじゃない。 神那:…なんかしたかも… GM:そうじゃなくてだね、一人前の道士になるに当たって、お師匠さんが君に修行も兼ねた、ちょっとしたおつかいを言い渡したの。 神那:おつかい? 駄賃はいくらじゃあ(笑) GM:駄賃はなぁいっ(笑) それで、君一人じゃ何だからと、お師匠どうしが知りあいだった碧羅(へきら)と李済(りさい)も、一緒に行く事になったの。 李済:お目付け役ですか。 神那:がーんっ。 GM:師匠に言い渡されたおつかいは、とある山の中の村に行って、そこに住む長老のお爺さんに手紙を渡してくる事。それと、爺さんが困ってるだろうから、それを助ける事。 李済:助けるの、若いねえちゃんってのはだめですかあ? GM:年齢(外見)に惑わされるなあ!(苦笑) 碧羅:おいこら李済、お前、戒律で「見た目に惑わされず」ってのがあるじゃんかよ。 李済:ああっ、しまったっ!! GM:……まあ、どうやらお師匠さんは、この問題をどうやって解決するかによって、みんなの修行の成果を見るつもりみたいだね。 神那:ががーんっ。 李済:何、テストですか。 碧羅:爺さんの寿命を縮めたりしたら・・・(笑) 李済:それはちょっと… 徳を減らすのは君だけにしてください(笑) GM:さて、そんなこんなで支度を一通り整えたと云う事で。…ん、何か質問? 碧羅:今どこにいるの? GM:神那さんのお師匠さんの前に、三人揃っているけど。 李済:師匠美形? かっこいい? 神那:さあ。 碧羅:さあって。 李済:あんたの師匠だろうが。(と、しばらく師匠の設定について議論) GM:(適当に見計らって)…OK? それじゃ、村の近くまでは、師匠が雲に乗せて送ってってくれる。 碧羅:そのまんまお師匠さんも来ればいいのに…… ぶつくさ。 神那:そうだよ。 GM:いや、お師匠さんは洞府の所で「いってらっしゃーい」って見送ってたよ。で、送るのを任されてた雲も、村の近くに着いたらすぐに帰っちゃった。 着くと、もう夕方になってるね。 李済:村の宿に泊まろうよ。宿、宿。 神那:質問。仙人って寝なくて平気ですか。 碧羅:寝た方がいいよね? GM:寝なくても平気だよ。 李済:でも寝る事は楽しい事だよ。 GM:………おーい、おつかいどうするんだ。 碧羅:とりあえず村まで行こうよ。じっちゃん家って… あっ、聞いてない! 神那:聞き込み捜査か。 李済:じゃ、村へゴー。 神那:それじゃ、村の人に爺さんの家を聞く。そこのお嬢さん、これこれこういう爺さんのお家を知りませんか〜? GM:「それでしたら、あちらのあの家ですよ」と、すぐに答えてくれる。 神那:ありがっと〜。 李済:じゃ、行こうか。おみやげいるかな? GM:そんな風に話してると、さっきのお嬢さんが、「旅の方のようですけど、この辺りでは夜になったら気を付けてくださいね。最近人食い虎が出るんですよ」と教えてくれる。 碧羅:あっ、どうもご親切に。 李済:これはこれは、どうもありがとうございます。これはこれはご親切に。 神那:サンキューベリーマッチ(笑) GM:…じゃ、それでお爺さんの家に行っちゃうわけね? 三人:うん。 |
では、場面変わって長老の家。 |
GM:家に行くと、六十代くらいのお爺さんと、息子さんらしい三十代の男の人が出迎えてくれる。で、「何か御用ですかな」と。 神那:お師匠さんから、この村の長老の爺さんに手紙を渡せって言われて来たんだあ。 GM:「師匠と申しますと…」 …お師匠さんの名前、何も言わなかった? 神那:ああ………(沈黙) 碧羅:すいません、何も考えてなかったらしいです。 神那:…名前は分かんない。通り名はストームとか(笑) GM:名前に「嵐」の字でも付いてるのかいな(笑) まあ、師匠の名前は言ったとしよう。 で、手紙を受け取った長老、ざっとそれに目を通して懐にしまう。そうして、もう日も暮れる事だし、今晩は家に泊まって行きませんかと申し出るよ。 神那:泊まる? 碧羅&李済:うーん。 GM:表情から察するに、何か思いつめてるようにも見えるけど。 神那:泊まってほしいんだって。 李済:泊まりましょうか? 碧羅:ぐーーーーーーー。 神那:すでに泊まってる人がいる(笑) 李済:じゃあ、ゆっくり今日一日の…… GM:えっ、なに、もう寝ちゃってるの?? 神那:それはこの碧羅だけ。自分ちのように寝てやんの。 碧羅:歩きながらでも寝られるぞ(笑) 李済:えっと、お爺さんから事情を聞かなくちゃね。手紙の内容とか…。 神那:……手紙読んじゃえばよかった。うう、ちくしょう。 李済:ところで、今の時間は? GM:夕方、というか宵の口だね。 碧羅:おじ〜〜〜〜〜〜じ〜〜〜〜〜〜さ・な〜〜〜〜〜 〜 〜… ………。 GM:(何事!?) 神那:…寝ぼけてる。無視しよう。 李済:賛成。放っておきましょう。 碧羅:(突然しゃっきりした口調で)お爺さん、思いつめてるようですけど、どうしたんですか? 神那:いきなり起きた(笑) 碧羅:(笑) …寝てたよね。お爺さんお爺さんぐーーーーー。お爺さん様子が変だぞぐーーーーーーー。 李済:また寝た(笑) 神那:もう、寝てる人は放っときましょう。 GM:(何があったんだ…。) |