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過去日記

2003年10月11日(土):夕方

琢磨13位

 …きょうのF1日本GP予選…今年から改定されたF1の珍ルールによる問題が、ここでも発生してひどい事に…

 予選では、去年までは各マシンが12周まで走れることになっていたが、今年からは、成績下位から順に1台ずつ、各1周しか走れないというルールになったのだが、…きょうその予選、下位のマシン半分くらいが走り追えた頃に雨が降り出してしまった。

 その結果、
 雨足が強くなってきた頃に順番が回ってきた、ここで勝つしかチャンピオンへの道はないライコネンは予選8位まで落ち、
 すっかり路面が濡れてしまった後にようやく発進の、チャンピオンが掛かっているシューマッハ兄は佐藤琢磨よりも下の14位に沈み、
 更に豪雨になったところを走らざるを得なかったシューマッハ弟は、途中区間を最遅タイムで通過した挙げ句スピン、結局タイムなしで19位。
 その次の最終ドライバー、ルノー復活を賭けてポールポジションを狙う為に走るはずだった、昨日トップタイムだったトゥルーリは、もう走れる状態ではないと判断し、タイムアタックを諦めてしまって最下位…。

 一周勝負といえばアメリカのインディカーと同じ方式なのだが、…インディの場合は、雨が降ったら予選自体が中止になるのだが、F1のルールでは、予選のたった一周を、雨の中走る羽目になってしまったとしても、『運が悪かった』で片付けられてしまう…というのも、なんだかなあとつくづく思う。

 …そもそもこんなルールになったのは、今のF1マシンというのは極めて抜きづらい構造になってしまった為、予選で普通に強いマシンから順に並んでしまうと、抜き合いが起きづらくなって数珠つなぎのままレースが終了してしまい、見た目に面白くなくなってしまうから、速いマシンが予選下位に沈む可能性を高くしたい…という理由があるからなのだが、…実際に走る方の身にしてみればたまらんだろうな。

 まあ決勝になってみれば、ライコネンもシュー兄も早い周回のうちから前に出れるだろうし、レースが始まってある程度経ったら楽しめるようになるだろう?

前後の過去日記

↑2003年10月12日(日):夕方

Mac-iTokyo 2003行ってきた

↓2003年10月11日(土):昼

実際のところ、入場者どれくらいになるだろうか?

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