さて、Mac-iTokyo 2003、基調講演を見てきた。
前半は、Apple20年の歴史の話で、後半でMac OS X 10.3 Pantherの紹介があったが、
…今回初めて生Panther見たけど、…エクスポゼやファストユーザスイッチも勿論すごいと思ったのだが、それ以上に驚愕だったのがことえり4!
つい最近まで、ことえりと云えば馬鹿の代名詞だったのだが、OSXにことえり3が載った時にも十分実用に堪えるレベルに進化したと驚いたものだが…今回のことえり4のデモ、
『しばたさんはさらりーまんです』と打って変換すると、
『柴田さんはサラリーマンです』と出た。
次いで、
『しばたさんはけんちくかです』と打って変換したら、
『芝田さんは建築家です』と出てきた。
……なんか、変換結果に微妙な違和感が。
更に、
『しばたさんはおんがくかです』と打って変換したら、
『新発田さんは音楽家です』と出てきた!
!!!後ろの文面を見て別々の『しばたさん』を出してる!
さらに驚愕なのが、
『しばたさんはかいしゃにいきます』を変換すれば
『柴田さんは会社に行きます』と出てきて、
『しばたさんはげんばにいきます』を変換すれば
『芝田さんは現場に行きます』と出る!!
それぞれの『しばたさん』の仕事内容までちゃんと理解してるよ!
すげえ!どういう仕組みになってるのか皆目分からないがとにかくすげえ!!
…話によると、文章を打った人の意図を判断して最適な変換結果を返すようにしているという事らしいが、とにかくエクスポゼのデモよりも相当驚いたよ。…これって、文節ごとに細かく漢字変換すると最適な変換結果が出ないっぽいから、今のうちに、文章を一気に一行打ってから変換するような習慣を付けておこう。
そして基調講演終了後、入場者全員に、iWeekの時と違ってちゃんとアンコが入ってる紅白まんじゅうと、更に、Final Cut ExpressかKeynoteのどちらか一方をプレゼントという話が!
いぇーい!!
…ときに、どっちか片方だけという話を聞いたとき、
「動画編集はなにかと機材が必要だし、ちょっと敷居が高いから、Keynote を選ぶ人のほうが多いかな…」
と思ったんだが、なんだか圧倒的にFinal Cut Expressのほうが人気が高かったらしい。
…単純に、高額なほうを選択した人が多かったという事のようで。
そして展示ブースへ移動して、発売よりもひと足先にパンサーいじりまくり。
…それで、Pantherで急にゴチャゴチャしてしまったFinderウインドウについてだが…ウインドウ右上の楕円ボタン(名前なんて言うんだっけ?)をクリックすれば、Jaguarまでと同様なシンプル表示のウインドウに変わるらしい。これはちょっといい事を知った。
…そのほかの話は、もうちょっと後で。