DearSのアニメ化に狂喜しつつ、いざ作られてみたら主題歌がモモーイだったり声優が田村ゆかりだったり清水愛だったり中原麻衣だったり沢城みゆきだったり新谷良子だったりと、そこらの萌え系アニメと普通に同列扱いな作りになっている事にちょっとガッカリしつつも、今みたいな萌え系アニメ濫造時代だからこそDearSがアニメになるなんて奇跡が起きたんだと思い直し、視聴してきた今日この頃だったが。
その萌え系濫造アニメらしく1クールこっきりという事で、1クールでまとめるのだとしたら、原作でいうところの、回収されそうになったレンをタケヤが救うあたりを最終回に持ってくるのだろうと推測して、実際そうなったんだが…、
その原作のひとつのヤマ場であるシーンで、ディアーズの奴隷制度を否定し続けてきたタケヤが意を決して言うこのセリフが、
アニメでは
「レンの御主人様は俺だー!!」
に変わっていた。
うーん、これは単純に『奴隷』というフレーズに問題があったから、それほど意味が変わらないようなセリフに差し替えたという事なのだと思うが、…これだと、ディアーズが他人の所有物として作られた物だというニュアンスがやや削げてしまってちょっきしザンネンだなとか思ったりする訳で。
まあそれはそれとして、DearSは終了したが、今度は、同じくPEACH-PITせんせい原作のローゼンメイデンが来月から始まってしまうので、昨今のアニメ濫造時代に感謝しつつ期待して待つ事にしよう。