スタート、KERS搭載の予選5位ハミルトンがスタートでものすごいダッシュを見せ、えらい勢いで順位を上げていった!
…が、ポールスタートのウェーバーにまで迫ってきたところで、他のクルマのブレーキングポイントを過ぎてもまだ喜々としてアクセル&KERSボタンを全開にしてしまい、コースアウトして自滅…けっきょく最下位へ。
そしてトップ争いだが、ウェーバーが、スタートのときのバリチェロへの体当たりでドライブスルーペナルティが出てしまい、これで初優勝は絶望的になった。
…かと思ったんだが、後続車を3位のコバライネンが押さえ付けていたおかげで後続との差が広がり、ペナルティを受けた後でもまだ2位!
更に、ブラウンは予選で燃料軽くする選択をしていたのだが、そのせいもあって他が2ストップ作戦のところを3ストップを選択したが、これが大失敗で更に順位を落とす事になり、その為にレッドブルの2台が前に出て、一度は初優勝が絶望になったかと思われたウェーバーが優勝!132戦での初優勝はF1史上最遅記録更新。
次いでベッテルが2位に入り、2戦連続のレッドブル1-2フィニッシュ!
そして3位にはマッサ、4位にはロズベルグが入り、けっきょくブラウンはバトン5位&バリチェロ6位という結果に。
旧2強、予選ですごいパフォーマンスを見せたマクラーレンが、コバライネンの8位がやっとで、かたやフェラーリが表彰台とは、これはまた皮肉な結果に。
…ていうか、昨今のF1では、予選順位が落ちようが燃料を多く積んで、ピットインを遅らせてピット戦略で追い抜いたほうが遥かに有利なんじゃないかって気がしてきた。
そんな事で、ランキングは
68 バトン
47 ベッテル
45.5 ウェーバー
44 バリチェロ
と、バリチェロがランキング2位から一気に4位に落ちた。
…この最近2戦のブラウンの不調の原因は、気温が低かった事だと言われているが、果たして本当にそうなのかどうなのか。
とあと、中嶋、スタートで順位を落としてしまい、予選13位から一気に18位へ…
流石にここまで落ちたらもう上位を狙うのは難しく、終盤、8〜12位が数珠繋ぎになる中を11位走行していたが、上位を狙うどころかファイナルラップでフィジケラに抜かれて12位でフィニッシュ…中嶋、ほんとに1周目とファイナルラップが鬼門だな…