諏訪山 | |
諏訪山(志賀坂) 1207.1m |
山行日 | 2012年2月25日(土) |
ルート | 坂本→志賀坂峠→諏訪山→間物 |
コースタイム | 1033 坂本バス停 → 1048 両神山登山口 → 1123 国道横断 → 1146/54 志賀坂峠 → 1231 谷コース合流 → 1256/1315 諏訪山 → 1400 林道 → 1410 国道(間物) → 1418 明家入口 |
天候 | 曇り |
週末2日間をかけての山を考えましたが、天気予報が思わしくなく、比較的影響の度合いが少なそうな西上州に行程を考え出しました。一度泊まってみたかった万場を中心に、まず第一日目は、秩父坂本から志賀坂峠を越え、上州に入るルートをとり、街道だけでなく、途中2つの山に遊ぶ旅としました。 午前中が雨の予想で、家を出た時もしっかりした雨が降っていました。西武線の吾野を越えたあたりから、ついに雨は雪へと変わり、秩父が近づくにつれ車窓は白い世界へと変わってしまいました。覚悟をしていたこととはいえ、なんとか止んでくれないかという心境でしたが、小鹿野に向かう途中で幸い雪は止み、小鹿野で乗換えた乗客2名の小鹿野町営バスは、曇り空の中を坂本の集落に到着しました。 坂本の集落から国道に出て、道を渡ったところで階段を下りると両神山への道標があります。迂回する国道をショートカットするためのもので、小さな流れを渡りましたが、降り積もった雪で踏み跡がわからず、いきなり藪に突入。落ちてくる雪で早くもかなり濡れてしまいました。なんとか適当に藪の斜面を上がって再び国道に出会い、少し歩いてから両神山の登山口に入ります。少し進んだ所の水道施設の先を後ろに回りこみ、砂に埋まった堰堤の上で河原沢川を渡り、右手正面の小沢に入ると椎茸のほだ木を置いてあるところから志賀坂峠への道が始まりました。道標の類は全くありませんが、かつての旧街道の立派な道で、幅は広いところで2mくらい。但し、所々に多少崩壊があったり、倒木があったりします。道はすっかり雪で覆われていますが、往時の主要な街道のひとつで歩きやすく、旅人の気分で登っていきました。 国道に降り立って、間物の集落を見ながらそのまま下っていきました。このあたりは通る車も少ない、静かな山村です。春であれば桃源郷という形容も当てはまるのでしょうが、雪の降った暗い午後は、畑に白いものが残り、寂しい風景を見せていました。ここから目的地の神流川流域に出るまでは、最悪国道をそのまま歩いても到達できますが、それでは面白くないので、再び山道へと入り、明家から立処山への道へと入ります。集落の終わるころ、明家の道標があり、これからの行程に備えて休憩しました。 〜立処山に続く〜本文中の写真 |
参考図書・地図 昭文社エアリアマップ 西上州・妙義(1995年版) 25000図 両神山 50000図 万場 |
諏訪山山頂から見る両神の尾根 |
その他のコース 志賀坂峠へは、トンネルの群馬県側の駐車場から登ることができます。 諏訪山は上り下りとも派生して別ルートがあります。 | |
交通機関 西武秩父駅より西武観光バス「小鹿野車庫」行き「小鹿野役場」乗換え、小鹿野町営バス「坂本」行き終点下車。 詳細時刻は、いずれも西武バスで検索可能です。 間物へは、新町駅より日本中央バス奥多野線「上野村ふれあい館」行き「古鉄橋」下車 詳細時刻は、日本中央バスをご参照ください。 |