Miho Komatsu Self Liner Notes & Interview

この世界に生まれて 死ぬまでに
”出逢えた”ことの奇跡を思うとつい...
(Music Freak Magazine 199808)





「謎」
”ものすごいスピードで

トンネルを走っているような感じ。”

「輝ける星」
”オレンジ色の地球”

おもちゃ箱をひっくり返したような...

「願い事 ひとつだけ」
”空中に浮かんでいた音符をかき集めて

一気に作り上げたような感じ。”

”景色や想いのすべてが、

どこかで止まったままで前に進めないでいる。”

「anybody’s game」

「1万メートルの景色」

人生って 無数の岐路から選択しつづけたひとつの道だと思うんです。だけど、その選択が正しかったのかなんて誰にもわからない、一種のゲーム性を含んでいると思いませんか?
時には みずから 流れを変えてしまうような強さも必要ですよね。
カップリングは、逃避行中に穏やかな空や雲、海や山に出会って自問自答している心の景色を歌っています。
(CDでーた 19980405)
こんな時代に生きていても 「思うよりずっと悪くない〜」ってことが 意外に多いなぁと感じられることからこの曲は作られてきたのですが、デビューしてから 1枚のアルバムと3枚のシングルを出しているにもかかわらず、今までになくドキドキしながらレコーディングに臨んでいる自分がいて、とても新鮮な気持ちでこの曲を作り上げることができたように思っています。サウンドはスレンダーなロックとでも言うべきなのでしょうか。今回は特にギターの音色が印象的で、私自身聴くたびに新しい発見があるかっこいい音がびっしり詰まった1枚になりました。
最近はスタジオにこもりがちで夜型の生活をしているのでふと青空が恋しいなぁなんて思ったりしていたのですが、カップリングの「1万メートルの景色」 は、そんな気持ちを満たしてくれる、少し逃避行的ニュアンスを含んだ楽曲になりました。宇宙から見た地球には国境がないと言われているように、ある晴れた日の1万メートル上空からの景色は、 穏やかな時間が流れていて 心が癒されていくような気がします。
そろそろ2nd アルバムの制作にも取りかかりたいなと思っています。何か新しいことを始めたいとワクワクしているこの季節にたくさんのことを感じ、たくさんのアイデアを出して、大切にしてもらえる曲を作っていきたいです。 (WHAT's IN? 199804)
「チャンス」
”雲色。温かい日差しの中で、少しかすんでいる感じ。”
大きなチャンスを、偶然ではなく必然にする強さを持ちたい。
恋愛にとどまらずに 自分の可能性を確かめたい、そんな気持ちです。どちらかと言うと両手放しに喜べる成功というわけではなく、”こんな日もあるよね”というような気持ちを描いたつもりです。
元気っていうだけの曲ではないので落ち込んでいる時でも、とまどうことなく、受け入れてもらえる1曲になればうれしいです。(Music Freak Magazine 199808)
歌詞は、フィクションとノンフィクションの生活。直感から出てきた言葉をパズルのようにはめ込んでいったりしています。
(Music Freak Magazine 199808)
「氷の上に立つように」
”夜空に昇っていく一筋の光”

”星がいっぱいある夜空に飛び出していく気持ち”

この新曲の聴きどころは疾走感です。
新しいことに踏み出すことも、同じ事をずっとやり通すことも、すごい勇気だと思ったんです。一度っきりの人生だから. . .(CD HITS ! 199811)
中学の頃に描いた宇宙船の絵が、ずっと頭から離れませんでした。
(歌詞のコンセプトは、)それが正しいとは限らないけれど、精一杯生きてみようと思うこと。(Music Freak Magazine 199810)

「One Side Love」
日に日に変わっていく部屋から見える景色を眺めていて、変わらないでいられるものはないのかなぁ...(と思ったことから。) (Music Freak Magazine 199810)
海にポカリ浮かぶ島。そんな穏やかな風景も、いつしか橋が架かったり、明かりが増えたり...ずっと 変わらないでいられるものはないのかなーと思ったんです。 (CD HITS ! 199811)




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