GM:では、神那さんの方。 夜になったら、黎麗公主が雲に乗ってやって来るわけだ。で、これがけっこう美人だったりするんだけど。 神那:あいやあ。 GM:ゲーム的な数字で言うと、魅力が「仙」で12ってとこ。 神那:ようし、お姉ちゃん! GM/黎麗:「誰あんた。」(きっぱり) 神那:がーーんっっっ。 GM:でね、彼女は明徳の爺さんに、「あんたまだ気が変わんないわけ」って言ってる。けっこう気が強そうな感じで。 碧羅:何か、その人ってムチ持たせたら似合うって人じゃない? GM:当たり。(実際持ってるし/笑) 神那:コールミークイーン(笑) GM:それで、爺さんが「分かった、開ける」と言って。はい、君の出番だ。 神那:ああ、なら、うーんと…… 「商談成立のお祝いに酒でもどーぞっ」 GM:「何あんた」って感じでびっくりしてる。 神那:つい最近ここに来た者です。 GM/黎麗:「九日前にはいなかったわねえ」 神那:うん、だから最近って言ったじゃねえかよ。つい四日ほど前に。 GM/黎麗:「…まあいいわ」って事で、一杯キューーーっと。 神那:いい呑みっぷりですねー、姉ちゃん。ささ、もっともっと、どくどくどく。じいちゃんも飲むかい? GM/明徳:「わしは遠慮しておく」 てなわけで、酔っ払うほど飲ませられたかどうかを、君の「魅力」(酒を勧め続けられるか)と、姉ちゃんの「意志」(酔う前にストップできるか)とでの対抗判定で決めよう。 神那:「魅力」… 6しかないんだ…。 GM:普通の魅力ってやつだね。さて、酔うまで飲ませられるか。 神那:(ころころ)16。 GM:(ころころ)たあ、すまん19。って事で、「あーら美味しいお酒ありがとね」と。 神那:ああ、美味しいならもっと飲めよーー(笑) GM:というわけで、爺さん雲に乗せて行っちゃう。 神那:ぼくの雲で追いかける。 …いや待った、それじゃあ敵だってすぐにばれて、はさみ撃ちにならないな。 GM:どうするね? 神那:ようし。 ………ぼくはじっちゃんの召し使いだから、じっちゃんについて行かなきゃいけないんだ、がーーーーーーーーーーー!! だめ? GM/黎麗:「…まっ、いいか」 神那:いいの? 行くぞー。 碧羅:大ざっぱな性格の姉ちゃんやのー。 |
三人を乗せた雲は、すぐに洞窟へ。 (神那:ぼくのは一人乗りなのに。ずるい、ほしいこんなの) ・・・先ほどと同じように、いともあっさり扉を開く明徳老人。奥へとてくてく進んで行くと、開けた場所に出る。 そこで一同が見たのは、鳥の頭と牛の胴体を持った鎮護獣と、それを枕に寝こける少年と、ちくちくと裁縫を続ける青年とであった(笑) |
GM/黎麗:こりゃ、呆気に取られるわな。「……何してるのよあんたたち」 李済:実はここの宝を守る鎮護獣なんです(笑) 碧羅:嘘こけ。とりあえず、起きようぜ守護獣。べしべし。 GM:敵かっとか言って、ガバッと起きよう。 碧羅:あ、何か来てる(←呑気) GM:そうしたら…… もうコールミークイーンモードで行きますっ(笑) 「おまえら全員、私の力の元に屈するがいいわ!」とか言って、戦闘開始。 神那:ガーン。ちょっと待った姉ちゃん。 GM/黎麗:(出ばなを潰されてつんのめって)「なによ」 神那:悪い事はしない方がいいぞー。 GM/黎麗:「…あのね。私すでに邪仙なんですけど」 神那:死んじゃうぞー。 GM/黎麗:「死なないわよっ」 神那:なんで〜? GM:邪仙ってのは、死なないで陰の気を増やすって感じだから、滅多な事じゃ死んだりしない。仙人が陽の気を増やして死なないのと同じ事ね。 神那:ガーン…。悪だからやっぱり倒さなきゃいけないんでしょうか。 碧羅:「悪は必ず正義の前に屈するのよっ」(笑) GM:戦闘モードに入る前に、明徳爺さんは安全な所まで下がっていよう。それから、鎮護獣も加勢してくれるんだろうなあ。 神那:はさみ撃ち。 GM:(ころころ)先攻はそっち。やっぱり挟まれてちゃ先手は取れなかったか。 |
先手を取られたとは言えども、黎麗公主は強かった。李済のハチ攻撃をしのぎきり、碧羅の術もはじきかえす。効果があったのは神那の一太刀と、鎮護獣の一撃程度。まだまだ元気である。 |
GM:それじゃ、黎麗公主の番ね。姉ちゃんは五遁木行使いなので、懐からお札を取り出して「以木行為矢雨・降」の術を使ってあげよう。(ころころ)足して17、みんな仙術抵抗してね。 碧羅:むりっっ! 6ゾロが出ても足りない! GM:ありゃ、全員無理みたいだね。 神那:割り込みー。水幕扇開いて、ダメージ少しでも軽減させるー。 GM:なら、即死者は出そうにないな。(ころころ、ダメージ決定) 李済:うーーーん、けっこう重傷。死ななかったけど、死にそう。 碧羅:おいこら薬使い、自分で回復しなよ。 GM:そちらの番だ。割り込みした神那さんは一回休みね。 李済:どうしよう。回復した方がいいのかなあ。 GM:(李済のダメージブロックを覗いて)ぎりぎり、後一撃は大丈夫ってとこだね。 李済:じゃあ、またハチ、ハチ行きます。 GM:(ころころ)だめだ、ダメージ。 李済:(ころっ)11です。 GM:うーん、危ないなあ。ちょっと危険だった。 碧羅:次、おれか。さっきみたいな術を連発されたんじゃやばいから、術を封じよう。とっておき、「禁仙則不能使術」っ!! GM:(ころころ)はあうっっ。 碧羅:あ、その反応だと!? GM:……………………抵抗できなかった。そっちの成功。 李済:へっへっへ〜〜。って事は〜。やったーーー! 碧羅:封じたから、もう術は来ないって事か。 GM:こっちの攻撃か。とほーーー、術がとっても強かったのに、使えなくなっちゃったからなあ…。 しゃあない、かわりに無限鞭がとびますわ。 |
とは言ったものの、元々戦士タイプでない黎麗公主の武器攻撃は、どうにかしのがれてしまった。術を封じられてしまった、彼女の劣勢は言うまでもない。形勢は完全に逆転し・・・ |
碧羅:普通に剣で攻撃。(ころころ)13。 GM:あー、受けれてない受けれてない。 碧羅:サクッとダメージ7点。連続攻撃行きます。 GM:(ころころ)また受けれないっ。武器の戦闘は苦手なお方なのに〜〜〜。 神那:じゃあ、話し合いに持って行こうよ。 碧羅:うん。 |
とか言いつつ、碧羅の連続攻撃は続いていたのである。………合掌。 |