2012年11月29日(Thu)05:03
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| だいたいこんな感じになってきました。 以前の写真とはずいぶんと変わったのですが、そうは見えないかもしれません。多分にフィギュア的な造形だと思っています。 こういう国に育ったせいか、人間の顔もアニメキャラクターの顔も色々な人形の顔も、どれも同じように好きだったり気に入らなかったりします。だからなのか、そういうものを無理に区分するのではなくて、ボーダーレスでミックスしたような顔がワタシには一番しっくりきます。それは人形じゃないと言われればそうなのかもしれませんし、大きなフィギュアだと言われればそうなのかもしれません。カテゴライズにはあまり興味はありません。素材や技法によるカテゴライズにもほとんど興味はありません。でも造るときは人形のつもりで造っています。ヒューマノイド・ロボットがモチーフですから、人形ではないと言われることもあるでしょう。ならば、それはそれでいいのです。
人形とは何かを言葉で考えるのは飽きましたし、そういうことは手を動かし続けていけるなら、いつか解る日が来るかもしれません。もちろん永遠に解らないかもしれません。なにしろ経験不足です。ワタシはこの程度の経験で、人形とは何々だと判じてしまう程に自信家ではないつもりです。造ったモノを通じて伝えたいメッセージなども無いのです。ワタシの頭の中に居るモノに逢って触れたいから造っているだけです。 | | |