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Life-size 02
2014年03月12日(Wed)21:07 
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 こんなものを大きな画像で載せてもあまり意味は無いとも思うのですが・・・
自作のヒートカッターです。市販の発泡スチロール用のヒートカッターでほとんどのスタイロフォームを切る作業はできるのですが、唯一できないのが窪みをえぐるような作業です。例えば球体関節の球を受ける部分などです。もちろんカッターやサンドペーパーを使えばできますが・・・粉が・・・

 以前は改造したハンダゴテを使っていたのですが(2014年01月24日(Fri)04:36の画像に写っているのがそれです)予熱に時間がかかる、切れ味が今ひとつなどの理由から今は自作のヒートカッターを使っています。
これ以上シンプルに出来ないような構造で、ボタンを押している間だけ先端の∩型のニクロム線が熱くなります。直径0.26mmのニクロム線二本を撚って両端をワニグチクリップで固定しただけで、電源には6V700mAのACアダプターを使い、一応コネクターを介して外せるようにしてあります。本当は本体と電源の間にヒューズを入れるべきなので要改良ですね。

 細い溝を彫ったりもできるので便利に使っています・・・というか無いと困ります。最後に自作工具などを紹介した時のお約束を書いておきます。
※この記事を参考に工具を自作される方は、くれぐれも自己責任でお願いいたします。

2014年03月12日(Wed)19:36 
_DSC2798.jpg 399×600 42K だいたいこれくらいの頭身かなと・・・
四肢がまだなのに頭身もなにも無いと言えばそれまでなのですが、ワタシにとっては未知の頭身なので様子を見ながら進めています。ホディはまだスタイロフォームの芯の状態で、この上に薄く粘土を盛ればもう少しメリハリのある感じになるはずです。

 粘土は薄く盛るだけなので、芯の状態でこのくらいまで形を作っておくのですが、ワタシはスタイロの削り粉が嫌いなので(好きな人はいないと思いますが)ここまでほとんどヒートカッターしか使いません。DIYショップに売っている普通のニクロム線で発泡スチロールを切るカッターですが、慣れれば結構なんとかなるものです。ただし、電池式のやつは本体が重いのと電池切れが嫌なのでACアダプタ式の製品を使っています。勢い余って削り過ぎた場合もグルーでスタイロ片を貼り付けて削り直せばいいですから気楽です。

 でも最後の仕上げだけはサンドペーパーの登場で、その時だけは粉まみれになります。グラスファイバーまみれよりはマシだと自分に言い聞かせながらの作業です。

2014年03月01日(Sat)22:37 
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 前にも書いたように身体の内側と外側が曖昧になる場所は苦手なのですけど、親族が大病だとそうも言っていられなくて病院通い・・・時間がほしいです。

 ヘッドは芯材に粘土を盛った上からエポキシ樹脂での張り子化まで終了しているものの、頭身がなかなか決まらず悩む日々です。今回は背の低い等身大を目標にしているのですが、油断するとどんどん胴長になるので注意しないとダメです。もともとにょろ〜んとした体型が好きなせいもありますが、予め設計図を書かないのがいけないのです。
前回は等身大の図面を書いたのですが、平面図から量感を感じ取る能力が根本的に欠けているのか修正の連続でした。様子を見ながら少しずつ好みの形にしていく作業は本当に楽しいのですが、ソレばかりしていると永遠に完成しない気がします。

 そんなわけでボディはいまだにスタイロフォームの切り貼り状態です。今回はサイズ的な面からも最初にスタイロで全身を作れるスペースが確保できるので、四肢もスタイロで作れるところまで作ってしまうつもりです。というか、そうやって全体のバランスを見ながら作り進めるのが普通です。前回はかなり変則的な工程を辿ったので、FRP化してからの修正も多かったです。今回はそのへんは大丈夫なハズです・・・多分。

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