山形県天童市のジャガラモガラ   2003年8月25日 撮影

 ジャガラモガラという奇妙な名前で呼ばれるこの土地は、山形県天童市東部の雨呼山中腹にあり、標高540m、東西90m、南北250m、深さ100mのすりばちの様な地形をしています。  この地形に特徴があり、地下構造の関係から水がたまらず、所々に風穴(ふうけつ)と呼ばれる”穴”があり真夏でも10℃以下の冷たい空気が吹き出しています。  更に、その冷たい空気の影響で、くぼ地の底は温度が上がらず、比較的高山に多く見られる植物が生えている。  くぼ地の上に行くに連れ、植物の背丈が高くなるという植物の垂直分布が、普通の高山と逆になっています。  春は遅く、秋が早いことから、7月〜8月にかけて四季の花々が一斉に開花するそうです。

羽黒山の爺杉 月山の秋 月山・残雪とブナ林 月山・四季の花 湯殿山の秋
置賜さくら回廊 最上川と棚田 山居倉庫 蔵王ドッコ沼の秋 山寺の早秋
乱川の大滝