2日目(8/16)

'98-8/16

 さて今日も快晴。フツーのクルマには絶好のドライブ日和だが、MINIには暑すぎる。まあ、ともかく今日はいよいよ九州上陸。とりあえず今日の目的地はすべって転んで大分県の別府である。大分県のイメージはこの程度しかない。あと別府温泉かな? 今日は、前回の九州行きで結局捕まらなかった知人の家にお邪魔することになっているのである。前回は熊本県側からやまなみハイウェイで大分に入ろうとしたが、今回は九州東北岸を走って大分に入る予定である。同じ道を走ってもつまらんからね。前の経験から「九州は意外に狭い」と分かったので、下道を使っても充分に間に合うと思ったからでもある。
 そんなわけでモーニングを食って7:00に壇之浦パーキングエリアを出発。関門トンネルをくぐるとあっという間にそこは九州。邪馬台国のふるさとである(日本語おかし?)。
 小倉東インターチェンジまでわずか20分。ここで千葉県の柏インターから延々乗っていた高速道路からやっと下りる。
 まずはガソリンを補給して、国道10号線を南下。ツキジじゃなくて築城を経て宇品港を通り過ぎ、JR中津駅の近くを通って大分県をひた走る。左手には海が見え、右手に山がそそり立つ。そんな狭い土地にビルがぎっしり詰まっているかと思ったら、そこが別府だった。関係ないが別府と比布は音が似ている。別府の街の感じはどっちかというと熱海だが。大分県の団子っ鼻みたいな国東半島の下側。鼻水を垂れると溺れてしまいそうな別府湾の奥が別府市で、おだやかな海に沿って広い道路が続いている。道路が広いのは郊外までで、市内に入ると一気にこちゃこちゃした街となる。右手の山側に斜面に沿ってビルが張り付いており、そこここに温泉の煙があがっている。知人の家はその斜面の途中にひっかかるように建っている。ランドマークを書くと一気にばれてしまう家なので詳しくは書けないが、坂の途中で、こりゃあチャリンコなんか乗ってられない坂の町なのである。
 んで、家の前に停めてPHSで電話・・・するまでもなくMINIの重低音なエンジン音が静謐な町内に響き渡っており、一発でバレていたのである。知人とその親父さんの出迎えを受けるが、この親父さんがMINIに興味津々。初見の人にエンジンルームを空けてくれと頼まれたのは初めてである(笑) ちなみにウチのMINIのエンジンルームは非常に汚い。

 親父さん「油ジミがあるな」
 ワタシ「油、よくモレるんですよね〜。だからオイル積んでるんです」

 後で聞くと「よくもあんな車で走れるな」とかおっしゃっておられたとか。まだまだ元気に走ってますよー。トラブルは多いけどね。
 というエンスー親父に誘われて、昼食は近くの小料理屋でビール付き(はあと)。

 夜も泊めてもらおうと思っていたら、エンスー親父が仕事関係で安くなる温泉施設を予約してくれていた。ラッキー。
 と、いうわけでMINIの旅には珍しく温泉付き、しかも布団の上で寝られるという至福の時。テレビでは横浜高校の松坂大輔が鹿児島実業相手に完封。晩飯はビールと関サバという、ビンボー旅行にあるまじき一晩であった。2度と無いと思うけどね。

[事前準備|8/14〜15|8/16|8/17|8/18|8/19〜20]


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