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006 ラサの休日 2004年の初日の出をポタラ宮の屋上で拝もうという計画だったが、亨大先生の神通力も坊主には通じず、ポタラ宮の見学は31日となった。そして1日はマウンテンビュードライブとなった。03年2月に来たときは雲の切れ目に見えかくれしていた未登峰都はこの日、雲一つない無風快晴の空の下、大高原の上に延々と連なっているのであった。明日は成都まで下れると思ったらスキが生じたのか、風邪をひてしまい、3600mという高度でセキがとまらなくて困った。 ともあれ2日、ラサ発10時25分の成都行飛行機に乗り込んで、成都までは下ってきた。空気が濃くなったせいか、セキが少し収まった。窓からの山々の眺めがすばらしかったこと。ギャラペリ、ナムチェハルク、成都に近づいてミニヤコンカ(だと思う)はともかくとし、波立つ大海原のような眼下の光景の波頭の1つ1つは、5000m〜6000m級の未登峰なのである。 あれよあれよという間に目の下は雲になった。太陽をみると犬がほえるという成都上空に入ったのだ。スムースに着陸、旅行社のバスにピックアップされ市内の3星ホテル心族飯店に入り、部屋でこれを書いている。 あしたは、都江堰の見学、そして4日に成田着。ぼくの2004年は5日から始まるという寸法だ。 |
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