’96.11/29

「そうだ鹿児島へ行こう」
と思ったのは、例によって単なる思いつきなのである。日本人カヌーイスト野田知佑の「新・放浪記」を読んだら、どうにもこうにも桜島を見に行きたくなったのだ。そういう訳で、これから「桜島へいって火山灰を浴びてこようドライブツアー」が実現するまで、日記風に綴っていこうと思う。実現しないかもしんないけどね。

 さてまず日程を決めよう。九州までは、高速をすっ飛ばして2日の工程だそうである。ということは、うちのMINIでは3日かかるだろう。ざっとMapFanに計算させたら鹿児島まで1,700kmだった。無理すれば2日で行けるかもしれない。渋滞なしとしてだけど。まあ余裕をみて片道3日とすると、、、おっ。往復6日でわないか。これはサラリーマンにはちょっとキツイ工程だなあ。

 次は宿泊先だが、ぱっと思いつく知り合いが、名古屋、和歌山、山口、大分、えーとあと長崎と、九州のどこかにいる。名古屋以外は実家だから、盆暮正月夏休み位しか使えないことになる。
 まあ直接聞いた方が早いやね。飲みに行った席で聞いてみる。

 「正月に遊びに行くとめちゃくちゃ迷惑ですかねえ?」
 「んー。いいよ。いつでも来て。」
 「言っときますけど、酒の上の話じゃないですからね。」

 九州の人はいい人だ。
 これで大分に宿と風呂と飯を確保した。となると次は和歌山だ。

 「正月行くと迷惑ですかねえ?」
 「なんで?」
 「ちょっと鹿児島まで行ってこようかと思って」
 「あ、そう」

 和歌山の人もいい人だ。

 これで概ね工程は決まった。
  1日目 東京〜和歌山
  2日目 和歌山〜大分
  3日目 大分〜鹿児島
  4日目 九州観光
  5日目  〜瀬戸内海のどこか
  6日目 名古屋あたり
  7日目 東京着

 当然これは正月を想定しているわけであるが、帰省渋滞がどれほどのものか実はよく知らない。これは甘いと知り合いは言った。しかもこの工程は、鹿児島は大隅半島で初日の出を拝むことを考えてるので、自然、出発日も決まってくる。

 あ、遊ぶ時間を忘れていた。


’96.12/6

 とかなんとか言っている内に、もう12月だ。
 これはいけない。あまり時間に余裕がなくなってきた。
 さて、日程を決めてしまおう。ウチの休みは12/27から1/5までだから、出発は早くて12/27の夜だろうなあ。

 12/27夜 出発
 12/29朝 九州上陸。1日九州北部流浪
 12/30朝 大分着。遊ぶ。
 12/31朝 大分出発。鹿児島まで
 1/1   大隅半島で初日の出を拝む。後は九州南部をうろつく。
 1/2朝  九州を後にする。
 1/3朝  和歌山着。遊ぶ
 1/4朝  和歌山出発。ひたすら東進
 1/5朝  東京着。

 これで余裕のある行程なのだろうか?よくわからないがこんなものであろう。  心配なのは車中泊であるが、わたしはてっきり九州は常夏の楽園で、1月でも皆ヤシの木の下でフラダンスを踊っているものだとばっかり思っていたのだが(北海道人の九州観なんてこんなものだ)、言われて見ればこの前の福岡マラソンで雪が降ってたぞ。

 で、次に心配なのは¥である。高速代とガス代で5〜6万飛ぶんだろうなあ。ということは10万は用意しとかないとキツいか。金無いのになあ。10万あったら海外旅行が出来ちゃうな。


’96.12/14

 あいかわらずなんも考えてない。連日仕事と忘年会だ。

 やっぱりというかなんというか、中国自動車道は雪が降る場合があるそうだ。チェーン持ってないんだよねえ。どうしよ。渋滞もしつこいくらい警告されている。1日出発を早めようか?

 当日までに用意しておくもの。

  • 懐中電灯(大型、できればラジオ付き)
  • 携帯テレビ
  • ハイウェイ・カード(5万円分)
  • チェーン(できれば)
  • 九州のMapple
  • 酒(野宿時寒さ対策)
  • 本2〜3冊

  • ’96.12/28

     忙しくて書けなかったけど、これから行ってきます。  


    ’97.1/4

     ただいま帰ってまいりやした。あけましておめでとうございます。

     報告はまた今度!  

    日本周回MINIの旅<九州流浪編>

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